アボカドを育ててみよう!実生栽培編その2

園芸の箱

さん、こんにちは!こっきぃです( *´艸`)

今回はアボカドを育ててみよう第2弾ということで

前回の記事の続きになります。

まだご覧になられていない方は

そちらからご覧いただくことをおすすめします!

今回の記事を読むことで

  • アボカドの実生栽培の方法
  • 植木鉢への移し替え方法
  • 移し替えるときの注意点
  • その後の管理方法

が分かります!

ご自宅でアボカドを育てる参考になれば幸いです!

それでは、行きましょう!

レッツコッキィ!!

アボカドを土へ移動させる理由とタイミング

前回の記事で

アボカドの種から発芽させる方法をご紹介しました。

お姉さん
お姉さん

確か、水につけておいたら発芽するのよね?

そうです!種を水につけることによって発芽します。

ですが、水で育てるのは発芽まで

それ以降は土で育てることをおすすめします

お兄さん
お兄さん

それはどうして??

水で育てるのには限界があるからです・・・

水で育てる場合、最初勢いよく伸びていきますが、

葉っぱが2枚程度出た段階で急激に弱ります

多くの場合、そのまま枯れてしまいます

こっきぃも何個かそのままにしてしまったせい

枯らしてしまいました・・・(反省)

なので、ちゃんと土に移し替えてあげましょう!!

土へ移すタイミングの目安は

「発芽したとき」がベストです!

葉っぱが出てからだと土に移したとき

アボカド自体に相当なストレスがかかるので

発芽したら土へ移し替えましょう!

↓この図を参考にしてもらえると良いかと思います!

アボカドに適した土とは

れでは、アボカドの土についてです。


土には「酸性度」というものがあります。

この記事でご紹介しておりますので参考にどうぞ!

(酸性度については記事後半で紹介しております。)

アボカドの適正phは5~6と酸性よりです。


お兄さん
お兄さん

パイナップルの時と一緒だね!!

ということは、パイナップルの記事で教えてもらった

「ブルーベリーの土」が使えるんじゃない??


お兄さん、よく気づきましたね?


そうです、パイナップルと同じ酸性よりの土が良いのですが、


アボカドはすごーくナイーブな植物です。


酸性によりすぎても元気がなくなります


もちろん、アルカリ性によっても枯れます


そこで、今回は「土をブレンド」してみましょう!!


お兄さん
お兄さん

でも、ブレンドって言われても

どうすればいいかわかんないよ・・・


そこで今回は、

こっきぃが実際にブレンドした土をご紹介しますので

皆さんの参考になれたらと思います。

土のブレンドをしてみよう

れでは、土のブレンドを行います。

そもそも、土にはいろいろな種類があります。

それらを組み合わせてブレンドすることによって

理想の酸性度に調整することができます!

料理で例えるならば、醬油や味噌などの

調味料を混ぜて理想の味にするような感じですね!( *´艸`)

それでは、今回使う土をご紹介します。

まず、ベースとなるのは培養土

園芸の始め方の記事でご紹介したダイソーの培養土でもOKですし、

ホームセンターで取り扱っている↓のような一般的な培養土でもOKです。

引用:ナフコ 花野菜の腐植酸培養土 20l


そして、次は「赤玉土」です。

赤玉土は、褐色の粒状の土です。

もともと、盆栽などに使われることが多い土

弱酸性であり通気性や保水性、保肥性に優れています

要するに、酸性よりの土でかつ植物が育つ好条件を兼ねた土です。

ホームセンターでも揃えることができますし、

ダイソーでも取り扱いがあります。(ダイソーすごすぎですね・・・!!

パッケージに「赤玉土」との記載があるので分かりやすいです。

引用:モノタロウ あかぎ園芸 赤玉土(中粒)

赤玉土には、「大粒」「中粒」「小粒」と種類があるので

「中粒」または「小粒」を選びましょう!

大粒は今回のような場面では少し使いづらいです・・・


次に「鹿沼土(かぬまつち)」です。

鹿沼土は名前にもある通り栃木県鹿沼市でとれる軽石のことです。

通気性と保水性が高く強い酸性土(ph4~5)です。

パイナップルやアボカドのように酸性よりの土を好む植物には

欠かすことのできない土と言えます!!

鹿沼土は、ホームセンターや園芸店で取り扱いがあります。

(ダイソーは探したけど見つかりませんでした・・・見つけた方教えてください!!)

お兄さん
お兄さん

こっきぃ、質問!

「通気性」とか「保水性」、「保肥性」ってどういうこと??

植物は土の中の空気や水、肥料などの栄養を求めて根っこを伸ばします

もし、

土の中に空気がない」→「窒息してしまい枯れます

土の中に水がない」→「乾燥によって枯れます

土の中に栄養がない」→「成長が止まり、いずれ弱ります

こうならないために、

通気性あり」→「空気を通しやすくする効果を持っています

保水性あり」→「土の中に水をある程度留める効果があります

保肥性あり」→「土の中に栄養を留める効果があります

このような効果をもった土をブレンドする必要があるのです!!

お兄さん
お兄さん

なるほど!!土にもいろんな効果があるんだ!!

土選びも奥が深いなー!!

そして、今回はこれも混ぜましょう!

園芸用パーライト」です。

引用:モノタロウ SUN & HOPE(サンアンドホープ)パーライト2L

お姉さん<br>
お姉さん

何?この白い砂!!

海の砂みたいでとても綺麗!!

これは、パーライトといって「土壌改良土」に分類される土です。

このパーライトを少量加えると土壌の改良効果(通気性向上,保水性向上)

が見込めるとても便利な土です。

お姉さん
お姉さん

少し加えることが重要なのね!

それでは、土が揃いましたのでブレンドしていきましょう!!

↓↓↓の分量でブレンドしていきます。(あくまで目安ですので、必ずぴったりにしないといけないというわけではありません!!)

培養土・・・4L

赤玉土・・・2L

鹿沼土・・・2L

パーライト・・・0.5L(2Lの袋1/4程度)

土をブルーシート(なければ厚めに敷いた新聞紙でもOK)などの上に広げます。

広げたら土を混ぜ合わせます!!

下から掬い上げるように混ぜると均等に混ざります。

混ぜ終わったら植木鉢へ土を入れます

使う植木鉢はコチラがおすすめ!

「スリット鉢」です。

引用:モノタロウ 兼弥産業スリット鉢 CSM-180

大きさは6号程度がいいと思います。

スリット鉢は植物の育成に優れていて

こっきぃも愛用しているオススメな鉢です。

6号鉢はCSMー180」が品番になります。

この鉢に混ぜ合わせた土7割程度入れ鉢の中央部分は窪ませます

窪ませたところにアボカドの種を持っていき、

窪みに根っこを入れ、隙間を埋めるように土をかぶせます。

この時、根っこを傷つけないように慎重に作業してください。

アボカドの種の下から1/3程度埋まるまで追加で土を投入し完成です!

イラストにまとめましたので参考にしてください。

あとは、2・3日程度様子を見て水やりを行います。

お兄さん
お兄さん

すぐに水やりしちゃダメなの??

あまりおすすめしません

基本、植え替えた直後は植物にストレスがかかるので

2~3日様子を見てから水やりを行います。

(土の乾燥を防ぐ意味と、植物のストレスを緩和する期間だと覚えておきましょう!)

この間は直射日光が長時間当たらないように注意してください!

(夏の高温時は半日陰に移動する等の対策を!!)

その期間が終われば、水を与えましょう!

これで土への植え替えが終了しました。

こっきぃの経験上、この植え替え期間というのが

一番病気や枯れる心配がありますので注意して管理しましょう

お兄さん
お兄さん

この後はどうやってお世話をしていけばいいの??

それは、次のパートで説明します!!

アボカドの管理方法

れでは、今後の管理方法です。

覚えておいてほしいことは、

「寒さ対策と水やりの頻度,肥料の時期」です。

基本的にスーパー等で買えるアボカドは「ハス」という品種であると

実生栽培編その1でお話しました。

はっきり言います!!ハス種は寒さに弱いです!

気温が10度を下回る頃から元気がなくなってきます。

成長するにつれて徐々に強くなっていくようですが・・・

なので、気温を確認して最低気温が10度を下回るようなら

室内で管理してください!!

「水やり頻度」も重要です!

アボカドの枯れる一番の原因が根っこが腐る病気

通称「根腐れ」です。

お兄さん
お兄さん

そのまんまじゃん!!

しかしながら、この根腐れはこっきぃが一番悩まされた病気です。

この病気は菌によって引き起こされるのですが、

その菌が増える原因、それが

「水のやりすぎ」によるものです。

お兄さん
お兄さん

怖い菌なんだね!?

それを防ぐために

水やりの頻度はどのくらいが目安なの??

水やりの目安は

「土の表面が乾いたら」

これが一番わかりやすいと思います。

土の表面が乾いているようなら、水やりサインです。

お兄さん
お兄さん

他には??

「アボカドが水を欲しがるタイミング」がいいですね!!

お兄さん
お兄さん

何それ!?

植物と心を通わせる系のやつじゃん!!

無理だよ・・・!!

いいえ、アボカドは自分からタイミングを教えてくれるのです!!

お兄さん
お兄さん

え!?

アボカドすごすぎ!!!

アボカドは水が欲しいとき、

葉っぱが元気なさそうに下を向きます

私たちが元気がないとき猫背で手をだらーんと垂れるように

アボカド枝が猫背になり葉っぱがだらーんと垂れます

「はやく、水頂戴!!」と言わんばかりに訴えてきます。

この2つのサインを見逃がさず水やりを行いましょう

また、冬場は極力水やりの頻度を落としたほうがいいです。

アボカドの成長力も落ちているので病気になりやすいです。

次に肥料です。

こっきぃは、有機肥料と緩効性化成肥料の両方を与えています。

有機肥料は窒素4-リン酸4-カリウム4のもの

緩効性化成肥料は窒素12-リン酸12-カリウム12のもの

それぞれ使っています。

時期的には年3回(4月下旬、9月下旬)に少量を与えています。

有機肥料と化成肥料の使い分けはこんな感じです↓↓

4月下旬・・・化成肥料

9月下旬・・・有機肥料

こんな感じで、成長が著しくなる時期には即効性のある化成肥料

成長が緩やかな時期は有機肥料を与えるイメージです。

参考:肥料について学びたい方はコチラ(関連記事)

まとめ

今回はアボカドの土へ移動方法を中心にお話しました。

アボカド栽培は基本的に土で育てるようにしましょう。

また、ブレンドして住み心地の良い土づくりを行ってください。

アボカドは結構デリケートな植物です。

今後の管理方法でお伝えしたことを実践していただき

ご自宅でアボカドを育ててみましょう!!

それでは、また(^^)/

この記事を書いた人
こっきぃ

地方在住の20代

小学生の時に魚釣りを始める。釣り歴は10年以上。

実家で培った園芸スキルで鉢植え園芸に取り組む。鉢植え園芸歴3年。

自動車の電装品に関わる仕事を7年。電装品取り付けならお任せあれ!!

こっきぃをフォローする
園芸の箱
こっきぃの宝箱

コメント