皆さん、こんにちは!こっきぃです( *´艸`)
今回はアボカドを育ててみよう第2弾ということで
前回の記事の続きになります。
まだご覧になられていない方は
そちらからご覧いただくことをおすすめします!
今回の記事を読むことで
- アボカドの実生栽培の方法
- 植木鉢への移し替え方法
- 移し替えるときの注意点
- その後の管理方法
が分かります!
ご自宅でアボカドを育てる参考になれば幸いです!
それでは、行きましょう!
レッツコッキィ!!
アボカドを土へ移動させる理由とタイミング
前回の記事で
アボカドの種から発芽させる方法をご紹介しました。
![お姉さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngwoman_45-150x150.png)
確か、水につけておいたら発芽するのよね?
そうです!種を水につけることによって発芽します。
ですが、水で育てるのは発芽までで
それ以降は土で育てることをおすすめします。
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
それはどうして??
水で育てるのには限界があるからです・・・
水で育てる場合、最初勢いよく伸びていきますが、
葉っぱが2枚程度出た段階で急激に弱ります。
多くの場合、そのまま枯れてしまいます。
こっきぃも何個かそのままにしてしまったせいで
枯らしてしまいました・・・(反省)
なので、ちゃんと土に移し替えてあげましょう!!
土へ移すタイミングの目安は
「発芽したとき」がベストです!
葉っぱが出てからだと土に移したとき
アボカド自体に相当なストレスがかかるので
発芽したら土へ移し替えましょう!
↓この図を参考にしてもらえると良いかと思います!
![](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2022/04/アボカドの育成方法①.png)
アボカドに適した土とは
それでは、アボカドの土についてです。
土には「酸性度」というものがあります。
この記事でご紹介しておりますので参考にどうぞ!
(酸性度については記事後半で紹介しております。)
アボカドの適正phは5~6と酸性よりです。
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
パイナップルの時と一緒だね!!
ということは、パイナップルの記事で教えてもらった
「ブルーベリーの土」が使えるんじゃない??
お兄さん、よく気づきましたね?
そうです、パイナップルと同じ酸性よりの土が良いのですが、
アボカドはすごーくナイーブな植物です。
酸性によりすぎても元気がなくなりますし
もちろん、アルカリ性によっても枯れます。
そこで、今回は「土をブレンド」してみましょう!!
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
でも、ブレンドって言われても
どうすればいいかわかんないよ・・・
そこで今回は、
こっきぃが実際にブレンドした土をご紹介しますので
皆さんの参考になれたらと思います。
土のブレンドをしてみよう
それでは、土のブレンドを行います。
そもそも、土にはいろいろな種類があります。
それらを組み合わせてブレンドすることによって
理想の酸性度に調整することができます!
料理で例えるならば、醬油や味噌などの
調味料を混ぜて理想の味にするような感じですね!( *´艸`)
それでは、今回使う土をご紹介します。
まず、ベースとなるのは培養土
園芸の始め方の記事でご紹介したダイソーの培養土でもOKですし、
ホームセンターで取り扱っている↓のような一般的な培養土でもOKです。
![](https://cdn.nafco-online.com/upload/save_image/n20950392_1.jpg)
そして、次は「赤玉土」です。
赤玉土は、褐色の粒状の土です。
もともと、盆栽などに使われることが多い土で
弱酸性であり通気性や保水性、保肥性に優れています。
要するに、酸性よりの土でかつ、植物が育つ好条件を兼ねた土です。
ホームセンターでも揃えることができますし、
ダイソーでも取り扱いがあります。(ダイソーすごすぎですね・・・!!)
パッケージに「赤玉土」との記載があるので分かりやすいです。
![](https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono24770752-200925-02.jpg)
赤玉土には、「大粒」「中粒」「小粒」と種類があるので
「中粒」または「小粒」を選びましょう!
大粒は今回のような場面では少し使いづらいです・・・
次に「鹿沼土(かぬまつち)」です。
鹿沼土は名前にもある通り栃木県鹿沼市でとれる軽石のことです。
通気性と保水性が高く、強い酸性土(ph4~5)です。
パイナップルやアボカドのように酸性よりの土を好む植物には
欠かすことのできない土と言えます!!
鹿沼土は、ホームセンターや園芸店で取り扱いがあります。
(ダイソーは探したけど見つかりませんでした・・・見つけた方教えてください!!)
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
こっきぃ、質問!
「通気性」とか「保水性」、「保肥性」ってどういうこと??
植物は土の中の空気や水、肥料などの栄養を求めて根っこを伸ばします。
もし、
「土の中に空気がない」→「窒息してしまい枯れます」
「土の中に水がない」→「乾燥によって枯れます」
「土の中に栄養がない」→「成長が止まり、いずれ弱ります」
こうならないために、
「通気性あり」→「空気を通しやすくする効果を持っています」
「保水性あり」→「土の中に水をある程度留める効果があります」
「保肥性あり」→「土の中に栄養を留める効果があります」
このような効果をもった土をブレンドする必要があるのです!!
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
なるほど!!土にもいろんな効果があるんだ!!
土選びも奥が深いなー!!
そして、今回はこれも混ぜましょう!
「園芸用パーライト」です。
![](https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono26290076-180806-02.jpg)
![お姉さん<br>](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngwoman_45-150x150.png)
何?この白い砂!!
海の砂みたいでとても綺麗!!
これは、パーライトといって「土壌改良土」に分類される土です。
このパーライトを少量加えると土壌の改良効果(通気性向上,保水性向上)
が見込めるとても便利な土です。
![お姉さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngwoman_45-150x150.png)
少し加えることが重要なのね!
それでは、土が揃いましたのでブレンドしていきましょう!!
↓↓↓の分量でブレンドしていきます。(あくまで目安ですので、必ずぴったりにしないといけないというわけではありません!!)
培養土・・・4L
赤玉土・・・2L
鹿沼土・・・2L
パーライト・・・0.5L(2Lの袋1/4程度)
土をブルーシート(なければ厚めに敷いた新聞紙でもOK)などの上に広げます。
![](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2022/04/アボカドの育成方法②.png)
広げたら土を混ぜ合わせます!!
下から掬い上げるように混ぜると均等に混ざります。
混ぜ終わったら植木鉢へ土を入れます。
使う植木鉢はコチラがおすすめ!
「スリット鉢」です。
![](https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/highreso/mono89289733-210427-02.jpg)
大きさは6号程度がいいと思います。
スリット鉢は植物の育成に優れていて
こっきぃも愛用しているオススメな鉢です。
6号鉢は「CSMー180」が品番になります。
この鉢に混ぜ合わせた土を7割程度入れ、鉢の中央部分は窪ませます。
窪ませたところにアボカドの種を持っていき、
窪みに根っこを入れ、隙間を埋めるように土をかぶせます。
この時、根っこを傷つけないように慎重に作業してください。
アボカドの種の下から1/3程度埋まるまで追加で土を投入し完成です!
イラストにまとめましたので参考にしてください。
![](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2022/04/アボカドの育成方法③.png)
あとは、2・3日程度様子を見て水やりを行います。
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
すぐに水やりしちゃダメなの??
あまりおすすめしません。
基本、植え替えた直後は植物にストレスがかかるので
2~3日様子を見てから水やりを行います。
(土の乾燥を防ぐ意味と、植物のストレスを緩和する期間だと覚えておきましょう!)
この間は直射日光が長時間当たらないように注意してください!
(夏の高温時は半日陰に移動する等の対策を!!)
その期間が終われば、水を与えましょう!
これで土への植え替えが終了しました。
こっきぃの経験上、この植え替え期間というのが
一番病気や枯れる心配がありますので注意して管理しましょう!
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
この後はどうやってお世話をしていけばいいの??
それは、次のパートで説明します!!
アボカドの管理方法
それでは、今後の管理方法です。
覚えておいてほしいことは、
「寒さ対策と水やりの頻度,肥料の時期」です。
基本的にスーパー等で買えるアボカドは「ハス」という品種であると
実生栽培編その1でお話しました。
はっきり言います!!ハス種は寒さに弱いです!
気温が10度を下回る頃から元気がなくなってきます。
成長するにつれて徐々に強くなっていくようですが・・・
なので、気温を確認して最低気温が10度を下回るようなら
室内で管理してください!!
「水やり頻度」も重要です!
アボカドの枯れる一番の原因が根っこが腐る病気
通称「根腐れ」です。
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
そのまんまじゃん!!
しかしながら、この根腐れはこっきぃが一番悩まされた病気です。
この病気は菌によって引き起こされるのですが、
その菌が増える原因、それが
「水のやりすぎ」によるものです。
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
怖い菌なんだね!?
それを防ぐために
水やりの頻度はどのくらいが目安なの??
水やりの目安は
「土の表面が乾いたら」
これが一番わかりやすいと思います。
土の表面が乾いているようなら、水やりサインです。
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
他には??
「アボカドが水を欲しがるタイミング」がいいですね!!
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
何それ!?
植物と心を通わせる系のやつじゃん!!
無理だよ・・・!!
いいえ、アボカドは自分からタイミングを教えてくれるのです!!
![お兄さん](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2021/10/youngman_25-150x150.png)
え!?
アボカドすごすぎ!!!
アボカドは水が欲しいとき、
葉っぱが元気なさそうに下を向きます!
私たちが元気がないとき猫背で手をだらーんと垂れるように
アボカドも枝が猫背になり葉っぱがだらーんと垂れます。
「はやく、水頂戴!!」と言わんばかりに訴えてきます。
この2つのサインを見逃がさず水やりを行いましょう。
![](https://kocky-treasurechest.com/wp-content/uploads/2022/04/アボカドの育成方法④.png)
また、冬場は極力水やりの頻度を落としたほうがいいです。
アボカドの成長力も落ちているので、病気になりやすいです。
次に肥料です。
こっきぃは、有機肥料と緩効性化成肥料の両方を与えています。
有機肥料は窒素4-リン酸4-カリウム4のものを
緩効性化成肥料は窒素12-リン酸12-カリウム12のものを
それぞれ使っています。
時期的には年3回(4月下旬、9月下旬)に少量を与えています。
有機肥料と化成肥料の使い分けはこんな感じです↓↓
4月下旬・・・化成肥料
9月下旬・・・有機肥料
こんな感じで、成長が著しくなる時期には即効性のある化成肥料を
成長が緩やかな時期は有機肥料を与えるイメージです。
参考:肥料について学びたい方はコチラ(関連記事)
まとめ
今回はアボカドの土へ移動方法を中心にお話しました。
アボカド栽培は基本的に土で育てるようにしましょう。
また、ブレンドして住み心地の良い土づくりを行ってください。
アボカドは結構デリケートな植物です。
今後の管理方法でお伝えしたことを実践していただき
ご自宅でアボカドを育ててみましょう!!
それでは、また(^^)/
コメント