車の電装品いじり方教えます!ー基礎編ー

自動車の箱

さん、こんにちは!こっきぃです( *´艸`)

今回から数パートに分けてお送りするのは車の電装品のいじり方です!!

今回は電装品をいじる前の基礎編ということでお届けしていこうと思います!

この記事を読むことで

  • 電装品とは何か
  • 車の電気の仕組み
  • 電気を取り扱うのに気を付けること

がわかります!それでは、順番に見ていきましょう!レッツコッキィ!!

電装品ってな~に!?

いきなり「電装品」という言葉が出てきましたね!

お兄さん
お兄さん

そもそも「電装品」って何??

と思われている方がほとんどだと思います。

まずは、電装品について解説します

車に乗っておられる方はピンとくるかもしれませんが、「車のライト」「ウインカー」

車に付いている電気製品のことをまとめて「電装品」といいます。

「車のエアコン」「ナビ」、最近あおり運転対策で話題になった「ドライブレコーダー」なんかも「電装品」に含まれます

ちなみに、こっきぃの車にもナビやETC等の電装品が付いています!

車の電気を解説!電気にも種類がある??

て、電装品とは何かが分かったところで車の電気について見ていきましょう!

その前に、皆さんは家庭で使用される電化製品何V(ボルト)がご存知でしょうか??

ほとんどが「100V」のものだと思います

一般家庭用コンセントが100Vタイプのものですので電化製品も100Vで動いているものがほとんどです!

それでは、車で使用される電装品何V(ボルト)でしょうか??

正解は・・・

「12V」(トラック等一部車種は24V)

です!!

ですので、家庭用の電化製品そのままでは車で使用できないのです!!

なので、車の電装品は車専用(12V仕様)のものを使いましょう!!

お兄さん
お兄さん

でも、車にコンセントなんてないけどどうやって電気を発生させているの??

車の電気(電装品用)は全て、バッテリーから供給されています!

車のボンネット(車の前側にある開閉式のカバー)を開けた中にバッテリーが装備されています(2009年式のプリウス等一部車種は車の後ろのトランクルーム内に装備されていることがあります)

引用:千葉トヨタ アレス穴川店スタッフブログ プリウスPHV

この画像の右前にある赤いカバーが付いているのがバッテリーです

この画像をご覧ください↓↓↓

バッテリーから作られた電気がどのように電装品に流れるのかを表した図です(^^♪

1.バッテリーが電気を作る

2.車には「ユニット」と呼ばれる監督的な存在がいます!

こんな感じで電装品に指示を出す役割をしています( *´艸`)

この「ユニット」は車の中に数多くあり各電装品ごとに指示を出しています!!

「ユニット」電気を送る源という立ち位置ですので「電源」と呼びます!

以降、電源と言った時はユニットを通った後の電気だと覚えておきましょう!

電装品を動作させるための電源

ニットからの指示で電装品は動作することがわかりましたね?

電装品を動作させるのにどんな種類の電源があるのでしょうか?

電装品をいじるのに必要な知識になりますので、是非覚えておいてください!(^^)!

・電源の名前 (略称) ・・・説明文 ←このような形式で紹介していきます!

それでは、見ていきましょう!!

・バッテリー電源(+B)・・・バッテリーから直接流れてくる電源。電装品のバックアップ等に使われることが多い

・アクセサリー電源(ACC)・・・電装品の動作用として使われることが多い。

・イグニッション電源(IG)・・・運転中にのみ使いたい電装品に使われる電源。

・イルミネーション電源(ILL)・・・ライトが点灯しているときに流れる。夜やトンネルの中で動作させたいときに使うことが多い。

・リバース電源(REV)・・・車が後退するときに流れる。バックカメラ機能を使用したいときに使われる。

・車速電源(SPD)・・・車が前進している時に流れる

・パーキング電源(PKG)・・・パーキングブレーキを引いた時に流れる。車が駐車しているか判断する時に使われることが多い。

主な電源は↑↑↑↑の通りです!この他にも複数の電源がありますが、今回は割愛させていただきます(>_<)

それにしても、バッテリーから出た電気がユニットを通ることでこんなにも多くの電源になるんですよね!(^^)!驚きです!!

電気を取り扱う時に注意しなければならないこと

て、もう皆さんは基礎がわかってきたと思います!

ですが、最後に電気の取り扱いに関して重要なことを伝えなければなりません!!

もし、電気を雑に扱ってしまう「人身事故」「車両火災」の原因になってしまいます!!

そうならない為に以下の点を厳守しましょう!!

1.電装品をいじるときは必ず車のバッテリーのマイナス側を外す

車の電気はバッテリーで作られるのでしたよね?バッテリーには必ずプラスマイナスがあります!

↓↓↓の画像をご覧ください。

引用:楽天市場 ATLASアトラス(AT-125D31R)カーバッテリー(国産車JIS規格用)AT125D31R

赤い方がプラス黒い方がマイナスです。電気はプラスからマイナスへ流れます!

そこで初めて電気が作られるので、このマイナス側を外してしまえば電気が作れなくなるわけです。

電気が作られなければユニットに電気が流れないので安心して作業ができるというわけです

お兄さん
お兄さん

でも、別に外さなくても気を付ければ作業できるんじゃない??

いいえ!!その考えは非常に危険です!

例えば、プラスマイナスに同時に金属が触れてしまった場合を想定しましょう

どうなると思いますか?

正解は・・・

「大電流が流れて火が出る」「配線が溶けてユニットが破損」etc・・・・

様々な事故・故障の原因になります

しかも、案外簡単な不注意で起こりうるので要注意です!!

(仕事上、実際にそういった車を目撃したことがありますが、かなり悲惨です)

お兄さん
お兄さん

そんなに怖いものだったんだ・・・安易な考えはやめよう!!

まとめ

今回は基礎編ということでお送りしました。

・電装品とは

→車に付いている電気製品のことをまとめて「電装品」と呼びます。

・主要な電源の紹介

→主要な電源を7つ紹介。どれも大切なので是非覚えてください。

・気を付ければいけないこと

→ 電装品をいじるときは必ず車のバッテリーのマイナス側を外しましょう。

この3点がご理解頂ければ幸いです。

次回は工具編です!!お楽しみに!!

それでは、また(^^)/

この記事を書いた人
こっきぃ

地方在住の20代

小学生の時に魚釣りを始める。釣り歴は10年以上。

実家で培った園芸スキルで鉢植え園芸に取り組む。鉢植え園芸歴3年。

自動車の電装品に関わる仕事を7年。電装品取り付けならお任せあれ!!

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